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生命農学科 窪田聡教授らの論文が園芸学会において、園芸学会年間優秀論文賞を受賞しました

本学部 生命農学科 窪田聡教授(花の科学研究室)が、同学科腰岡政二教授付属農場技師の村松嘉幸先生ならびに学生らと行った研究成果「新しい根域環境制御装置(N.RECS)を利用した根域温度調節による花苗の成長制御」園芸学会年間優秀論文賞に選ばれ3月23日に開催された園芸学会春季大会で表彰されました。

 

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          園芸学会春季大会 表彰式の様子

 

本研究では廉価で設置可能な新しい根域温度制御装置を開発するとともに、鉢物栽培における冬季の根域加温と夏季の根域冷却を検討し、本システムが周年利用可能で汎用性を備えた優れたものであることを実証したもので、施設鉢物生産の安定化につながる実用性ある技術を開発、実証した点が評価されました。 

 

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      園芸学会春季大会で表彰を受ける窪田聡教授

 

新しい根域環境制御装置 (N.RECS) を利用した根域温度調節による花苗の成長制御,2018,窪田 聡, 村松 嘉幸, 大島 秋穂 , 小田部 桃子, 菅田 悠斗, 腰岡 政二,園芸学研究17:1,95-103」

 

論文抄録

住宅用床暖房パネルと空気熱源式ヒートポンプ冷温水システムおよび発泡スチロール製の断熱鉢トレイを組み合わせて新しい根域温度制御装置(N.RECS)を開発した。
N.RECSは根域の加温と冷却の2つのモードを持っている。加温モードでは、気温が10°Cを下回っても根域温度を約25°Cに維持することが可能で、冷却モードでは気温が40°Cを上回っても約23°Cに冷却することが可能であった。
冬季に矮性ダリアの生育・開花に及ぼす根域加温の影響について検討した。根域加温を行わずに最低気温を15°C設定にした対照区に比べて、最低気温を12°C設定または無加温として根域を24°C加温した12°C/24°C区と無加温/24°C区では生育が促進された。また、12°C/24°C区と無加温/24°C区のエネルギー消費量は、対照区に比べて金額ベースで34%と69%それぞれ削減された。
夏季にフクシアの生育に及ぼす根域冷却の影響について検討した。根域冷却を行わない対照区では48%の株が枯死したが、20°Cまたは23°Cに根域を冷却するとすべての株が健全に生育した。
これらのことから、N.RECSは通年にわたって花苗の生育制御に活用できることが示された。

 

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            賞状を手にする窪田聡教授

 

新しい根域環境制御装置(N.RECS)を利用した根域温度調節による花苗の成長制御」(園芸学研究 17(1): 95–103.

https://doi.org/10.2503/hrj.17.95

学会年間優秀論文賞1 

 

花の科学研究室

http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~agb/laboratorys/hanano/

 

生命農学科
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~agb/

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