GRADUATE SCHOOLS

 現在,世界は急速な人口増加やそれに伴う食糧問題,地球温暖化に代表される環境問題をはじめ,新型コロナウイルス感染症のような新興感染症の出現など多くの解決すべき問題を抱えています。また,急速にグローバル化・ボーダーレス化した社会においては,過去に経験したことのない複雑な問題がでてまいりました。それらの解決には,国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に向かっていち早く行動を開始するとともに,人・動物とそれらを取り巻く環境・生態系の健全性を「一つの健康(One Health)」として包括的に捉え,関連する学術分野が連携・協力して解決に当たる必要があります。
 生物資源科学研究科では,早くからSDGsやOne Healthに関連する学問分野の研究に取り組んでまいりました。本研究科には,生物資源生産科学専攻・生物資源利用科学専攻・応用生命科学専攻・生物環境科学専攻・生物資源経済学専攻の5専攻があり,獣医学科を除く11学科で学んだ学生は,いずれの専攻にも進学することが可能です。各専攻では専門性を深化させるための独自の研究を進めるとともに,専攻横断型のオムニバス形式による特別講義と演習を導入しておりますので,学際的な幅広い学びも可能となっています。
 本学の大学院は,優れた教授陣と充実した研究機器・実験設備を備えた環境下での研究が可能であり,高い研究活動実績を誇っております。本学の大学院生は,積極的に学会へ参加・発表し,また産学連携プロジェクトなど社会と連携しながら研究を進めていますので,学生の学会での受賞の多さも群を抜いています。また,本大学院独自の各種奨学金やティーチング・アシスタント(TA)制度,学位取得後の若手研究者サポート制度等の経済的支援システム,論文作成や学会発表等に必要なアドバイスを専門分野に制約されず専任教員が行う研究指導アドバイザー制度等,学生諸君が安心して学修・研究できる体制が整っています。
 大学院へ進学する上で重要なことは,「大学院で何を研究し,何を明らかにしたいのか」ということです。本研究科が有する素晴らしい教育・研究指導体制を活かして,皆さんが生物資源科学研究科で培った知識・技術・研究成果が将来社会に還元されることを大いに期待しています。私たちは,皆さんの未来の夢を実現できるよう,全力でサポートいたします。本学で皆さんと一緒に学び,研究できることを心から楽しみにしています。

日本大学大学院

生物資源科学研究科長 丸山 総一

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