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2025.09.30 在校生ニュース

全学共通教育科目「自主創造の基礎」(1年前期科目)で2025年度最優秀ポスター発表賞受賞作品が決定しました

1年生前期に開講される全学共通教育科目「自主創造の基礎」は、日本大学のすべての学部で一斉に開講され、総合大学としてのスケールメリットを活かした学びを具現化したユニークな科目です。

多様な学部・学科間での学生交流と、教員と先輩学生も一緒に行うアクティブラーニングを取り入れた主体的な学びが特徴です。

生物資源科学部では、450名が10クラスに分かれ、6名からなるグループで大学・学部の魅力・特色を表現したポスター作成を行いました。

8月4日の最終回の10クラス合同の授業では、各クラスの優秀賞受賞グループがプレゼンテーションを行い、闊達な(時には大爆笑に包まれた)質疑応答が行われました。

最後に投票によって最優秀ポスター発表賞、第2位、第3位の3点が決定し、最優秀賞受賞グループは、学部次長から賞状が授与されました。

なお、各クラスの優秀賞受賞グループは、オープンキャンパスにおいて来場者に向けてプレゼンテーションを行いました。順位の決定には、オープンキャンパス来場者の投票結果も反映されています。
  

最優秀ポスター発表賞茸食う虫は好き好き

自主創造の基礎(02)グループD
新海 永大(国際共生学科)、大都 雅人(アグリサイエンス学科)、
三木 陸大(動物学科)、今野 初音(アグリサイエンス学科)、
結城 聖心(森林学科)、千葉 直樹(森林学科)

キャッチコピー:「茸食う虫は好き好き」

大学では外国語や経済学、法学に加え、理工学や医学等を学ぶ学生が多い印象のある一方で、農学を加えた海洋学、森林学を学ぶ学生はかなり少数派なのではないでしょうか。生物資源科学部には11の学科が設置されており、その中には海洋学科や森林学科など、全国的に珍しい学科も存在します。そんなこの学部の魅力を伝えるために、このポスターを作成しました。このポスターには、「蓼食う虫も好き好き」ということわざをアレンジした、「茸食う虫は好き好き」というキャッチコピーを採用しました。このキャッチコピーに、「日当たりの悪い場所に生えるキノコを好んで食べるダンゴムシ」の写真を選びました。一見地味にも感じられるキノコにも、それを好む虫がいます。農学や海洋学、森林学を好み、学修する学生は「蓼食う虫」といえるのではないでしょうか。この学部には、あなたの「好き」を尊重してくれる学科がきっとあります。あなたの「好き」も生物資源科学部で見つけられるかもしれません。
  

第2位『羽ばたき』

このポスターのコンセプトは『羽ばたき』です。大学生活が始まり早2か月、目まぐるしく過ぎる大学生活で、周りが見えづらくなることもあったでしょう。新たな環境や今までとは異なる常識、社会へと羽ばたくための忙しない日々の中でも、このキャンパスには美しい自然が広がっていました。

『ふと立ち止まり、何気なく見上げた木々の間から覗く雲一つない青空、大学1年生の春、私たちは未来へと着実に進んでいる。』

そんな気持ちを自然体で表現するために、班員全員で巡検したときに撮影した写真を使用しました。
  

第3位『ミライを育てるには、デッカイ土がいる。』

自主創造の基礎(10)グループG
滝田智優、仲村和輝、山田彩心、竹田莉菜、並木好誠

キャッチコピー:「ミライを育てるには、デッカイ土がいる。」

生物資源科学部には多様な学生が集まっていて、他の学部にはない東京ドーム12個分の広大なキャンパスと多くの施設、たくさんの自然あり、規模が大きいことが特徴です。そんな規模感や活動を活かし、個々の夢に応じた幅広い知識を得ることができます。

この作品には、これらのキーワードを表現するために、ミライ、デッカイ、土、という言葉の文字を大きくすることで私たちの未来の可能性のでかさを表し、そしてこの大きなキャンパスを土、キャンパスで学ぶ学生を新芽に例え、背景をぼやけさせることで先の見えない未来への希望や不安を表現しました。
  

表彰式

  
記念撮影