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2023.06.08 研究ニュース
食品ビジネス学科のゼミ学生チームが「学生論文コンテスト2022」で特別賞を受賞しました
食品ビジネス学科・佐藤ゼミ(食品企業組織論)の学生チームが、学生論文コンテスト2022(協力:国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学・株式会社トヨタシステムズ)において特別賞を受賞しました。(前・SDGs学生論文コンテスト)
全国の大学院・大学・高専から74編の応募があり、厳正な審査の結果、本選に残った4編の中から最優秀賞、優秀賞に次ぐ特別賞に選ばれました。
*受 賞 者:坂田基晴(発表者), 鈴木航平(発表者), 飯田智子, 池之舞桜, 上條穂乃香, 佐藤里花子, 武藤あゆ
*受賞論文:「もてぎ放牧黒毛和牛」のブランド力強化-もてぎモデルの構築へ向けて-
本論文は、4年目を迎えた栃木県茂木町での産官学連携プロジェクト実証研究の成果の一部です。
これまでの主体的・多面的な学びが発揮されたイノベーション創出プロセスとマーケティングを内容としています。
現地での経営フィールドワークと社会実験、定性・定量データの分析、経営学・組織論の手法を独自に組み合わせた分析などを踏まえ、地域価値を創出する〈商品力〉、商品力を梃子に地域異業種間連携で事業化する〈地域力〉、商品力と地域力をもとに経済循環を機能させる〈経済力〉の促進を図る新たな食品ビジネス戦略を策定・実証しました。
今回のチームの受賞を励みに、新年度の後輩チームもまた、次なる研究にチャレンジしています。
ゼミでは、耕作放棄地で健康的に育てる「もてぎ放牧黒毛和牛」のブランド化以外にも、菓子店の街をさらに盛り上げる「もてぎの魅力をもぎ取ったフルーツどら焼き」「和トゥンカロン」(栃木県茂木町)や地域食材との相乗効果を生む進化系調味料「みそナッツソース」「みそナッツクラッシュ」(千葉県多古町)の商品化、米食文化の振興・継承を促す「コメニケーション・プラットフォーム構築」(新潟県新潟市)など、フードシステムの課題解決を図る食品ビジネス戦略研究に取り組んでいます。
*学生論文コンテスト2022 https://www.toyotasystems.com/contest-sdgs/2022/
*食品ビジネス学科 https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSfbs/