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2023.12.15 研究ニュース

住まいと環境研究室(小島ゼミ)の新井那槻さんが、最優秀研究発表賞を受賞・学会発表

くらしの生物学科 住まいと環境研究室(小島ゼミ)の 新井那槻さんが12月に開催された”日本造園学会関東支部会2023”の事例研究ポスター発表で「最優秀研究発表賞」を受賞しました。

           賞状を手にする新井さん

  

造園緑地学、保全生態学、都市計画、まちづくり・観光などの分野に関わる研究発表37題のうちの1位になります。

【新井さんの発表内容】

新井さんの研究題目は、「神奈川県立公園における利用者満足度要因の解析と利用者ニーズに関する研究」です。

今日の社会動向や私たちの生活様式の変化の中で、地域再生の観点からも次世代の公園に求められる機能には期待が集まっています。

そこで、神奈川県立公園8サイトを選出し、一般来園者を対象に公園満足度要因と理想の公園像の抽出をアンケートより実施しました。

約900標本から解析し、C Sポートフォリオやテキストマイニングによる分析から今後の市民に求められる公園管理運営の方針を構造化し、丁寧に提案された点などが高く評価されました。

  

   ポスター発表の様子(ポスターセッション・コアタイム)

【本人のコメント】

これまでの実地調査や今回の学会で、沢山の方々の公園に対する想いについてお聞きすることができ、大変勉強になりました。また最優秀研究発表賞を受賞できたのも(公財)神奈川県公園協会さまをはじめ、ご回答いただいた来園者の皆さま、何より小島先生とゼミの仲間のサポートのおかげです。ありがとうございました。

最後に、神奈川県には素敵な県立公園がたくさんありますが、今回の研究がこの先も長く愛される公園が多くあり続けるための力になれたら嬉しいなと思います。

     当日発表した研究室ゼミメンバーとの一枚

  

       最優秀研究発表賞(ポスター発表)賞状

(発表連名者)

新井那槻*・小谷幸司*・小島仁志*・佐藤雄一** 

 *日本大学生物資源科学部・**公益財団法人神奈川県公園協会
◯日本造園学会関東支部会:https://www.kanto.jila-zouen.org

  

環境学科(小島仁志助教)
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSens/

国際共生学科(小谷幸司教授)
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSgcs/