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2018.03.26 その他ニュース
生物環境工学科の 笹田勝寛 准教授が,コカ・コーラボトラーズジャパン(株)の活動に協力しています!
冬期湛水(とうきたんすい)とは?
通常,収穫が終わった冬の田んぼは,春に田植えを始めるまで乾いた状態で待っています。
しかし,何も植えていない冬の時期にも水を張ることで,たくさんのメリットが生まれるようです。
冬の時期にも湿地状態が続く田んぼでは水生生物が多く生息し,それらを食べる水鳥も飛来するなど,生物多様性に係る環境を保ちます。
また,田んぼにとっては雑草の増殖を防いだり,土の栄養状態を保つなど農業への利点も見られます。
さらに,田んぼに張った水が土壌に染み込み,長い時間をかけてろ過され,きれいな地下水資源として土地の水環境を潤していきます。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは,工場のある神奈川県海老名市で水資源保護活動を展開し,近隣の農地で冬期湛水を実施しています。
本学部生物環境工学科の 笹田勝寛 准教授は,この冬期湛水の効果測定等に係る調査に協力しています。
【コカ・コーラ ボトラーズジャパンのサステナビリティーレポート】はこちら↓↓を御覧ください
★(https://www.ccbji.co.jp/csv/pd
企業とともに,大学も地域環境の保全に協力しています。
産学連携の活動の一つです。