NEWS ニュース

2024.04.11 研究ニュース

森林学科の毛利嘉一専任講師が「第74回日本木材学会 優秀ポスター賞」を受賞しました!

 森林学科・毛利嘉一専任講師が、第74回日本木材学会(2024年3月13~15日・京都大学)において、「優秀ポスター賞」を受賞しました。

受賞タイトル:カラマツ心持ち正角材の高温セット処理がアラビノガラクタンおよび細胞壁化学成分に及ぼす影響 Effects of high temperature set drying on arabinogalactan and cell wall chemical components in Japanese larch

 今回の受賞は、森林バイオマス利用のキーとなる木材乾燥(水分制御技術)について、細胞壁成分や抽出成分の変化の解明に寄与した成果が評価されたことによるものです。毛利嘉一専任講師は、細胞壁化学成分(セルロース、ヘミセルロース、リグニン)の構造分析や木質バイオマスの改質および分析技術について研究を進めてきました。

 毛利嘉一専任講師コメント:「研究室の学生と一緒に取り組んできた研究が学会ポスター賞の形で評価されたことを嬉しく思います。今後も、木質バイオマスの成分利用の基礎研究と木材利用に関する実用的な内容を組み合わせた特徴的な研究について、森林学科の学生達と研究を進めていきたいと思います」(本研究は、森林総合研究所と九州大学の共同研究により行われました)。

森林学科
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~forestry/