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2024.06.05 研究ニュース
大学院応用生命科学専攻 楊 皓誉さんが第78回日本栄養・食糧学会大会において学生優秀発表賞を受賞しました
5月24日から26日に福岡県で開催された第78回日本栄養・食糧学会大会おいて、大学院応用生命科学専攻・博士前期課程2年 楊 皓誉さんが学生優秀発表賞を受賞しました。この賞は、将来日本栄養・食糧学会を担うこととなる大学院生の優れた研究発表を奨励することを趣旨とし、優秀な発表に対して授与されるものです。
同学会には、700名を超える学生会員が所属しており、今回はエントリーされた学生の中から学会活動強化委員会による予備審査を通過した38演題について、学会期間中の一般口頭発表に加えて、ポスター発表・討論による審査が実施されました。
楊さんは、食物繊維の一種であるフラクトオリゴ糖が腸内細菌叢を変化させて社会的敗北ストレスによるうつ症状を改善することをはじめて明らかにしました。楊さんの研究は、ストレスの多い現代社会において、メンタルヘルスの増進に新たな可能性を示す優れた研究として注目されています。
受賞課題:フラクトオリゴ糖は社会的敗北ストレスモデルのうつ様症状を改善する
発表者:楊 皓誉、増澤(尾崎)依、細野 崇、関 泰一郎
日本栄養・食糧学会オリジナルサイト:http://www.jsnfs.or.jp/
バイオサイエンス学科オリジナルサイト:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSbio/
栄養生理化学研究室オリジナルサイト:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~eiyo/