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「カドミウム」は産業上有用な元素ですが、土壌に蓄積すると、そこで生産された作物を通じて私たちの体に入り、健康を脅かす場合があります。その危険性を減らすために、カドミウムを吸収し難いコメの品種を作付けすることにした県があります。
この分野の専門家である長谷川功名誉教授は取材に対して、「豊かな農地を残すため、農家の収入を保証しながら、ファイトレメディエーション*を含めた多様な対策を検討すべきだ」とコメントしました。
*植物を使った、汚染土壌浄化法
岩手日報、北日本新聞、四国新聞　2024年4月11日掲載、中国新聞　2024年4月13日掲載