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2024.07.01 研究ニュース

江戸前ちば海苔チーム(小谷ゼミ)が企画した商品の販売がスタート

小谷幸司教授(国際共生学科)のゼミ:江戸前ちば海苔チームは、温暖化により生産量が激減する伝統食材「江戸前ちば海苔」のリブランディングに産学連携で取り組んでいます。 この度、その活動の一環として学生達も企画開発に参加した3つの商品が完成し、販売がスタートしました。 なお、当該活動は農林水産省の事業支援(農山漁村発イノベーション・中央サポート事業)を受け、5人の海苔漁師や(株)飯塚海苔店との連携により行われました。



【江戸前ばら海苔(塩バラ)】
もはや幻とも言える入手困難な「ばら干し海苔」を同じ千葉県産の九十九里産の塩で味付けた商品です。使用する塩は、この商品専用に粒度を調整して頂きました。 学生達は味付けのアイディア出しのほか、パッケージのディレクションなどを行いました。

【ふりふり江戸前のり】
一般に終期の海苔は品質が落ち、価格が下がるため、主に業務用等として流通します。こうした海苔を付加価値を付けて売りたい、子供達に江戸前の海苔のことを知ってもらいたい、若い世代が手軽に食べられる海苔を作りたいとの想いから企画が始まりました。 今回は、同ゼミが別途取り組む「小田原地域食堂プロジェクト」に参加する子供達の評価が特に高かった「カレー味」「バター醤油味」「コーンポタージュ味」の3つのアイテムを商品化しました。

これら2商品は今月からゼミの販促活動場所である表参道のFarmers Marketと新丸の内ビルの「日本の御馳走えん」で販売開始となりました。 そして来月からはじまる「日大マルシェ」でも販売予定ですので、是非、食べてみてください。

なお、上記の他に5人の漁師が作る今期最高峰の海苔を「凛」というブランド名で企画しました。この商品も百貨店の外商用として近々販売がスタートします。



江戸前ちば海苔プロジェクトInstagram Instagram.com/edomae_chibanori_project