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国立研究開発法人・科学技術振興機構（JST）の創発的研究支援事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・ 融合的な多様な研究を7 年間（途中ステージゲート審査を挟み、最大10年間）にわたり長期的に支援するものです。

この「創発的研究」として、柴崎康宏助教（海洋生物学科）の「魚類抗原特異的抗体の由来と記憶形成のメカニズム」が採択されました。

本研究は、魚類が独自に進化させた抗体産生メカニズムの解明を目指しており、その研究成果は、より簡便で効果の高い水産用ワクチンの開発などに貢献することが期待されています。