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2018.12.10 その他ニュース

くらしの生物学科 4年生の岡田侑里子さんが、平成30年度 日本造園学会関東支部会でのポスター発表部門において、最優秀研究発表賞を受賞しました。

くらしの生物学科 住まいと環境研究室4年生の岡田侑里子さんが、12月15日(土)に開催された「平成30年度 日本造園学会関東支部会」でのポスター発表部門において、【最優秀研究発表賞】を受賞しました。

 

 

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      (賞状を手にする岡田侑里子さん

 

 

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            (岡田侑里子さん受賞の様子

 

 

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        (岡田侑里子さんの賞状

 

 

題目は、
「湘南地域における有形文化財の保全活用に対する関係者意識〜藤沢市藤沢宿(ふじさわしゅく)を事例として〜」です。

 

今日の登録有形文化財(建造物)はその保護保存と共に、地域活性や観光の利用拠点とするなど、地域らしさある保全活用が成されています。神奈川県藤沢市では登録有形文化財に指定されている建造物が14か所31件存在しており、そのうちの4件を含む蔵・古民家が藤沢宿地域(小田急江ノ島線 藤沢本町駅〜藤沢駅周辺)に位置しています。

 

本研究では、今後の本地域での登録有形文化財の保全活用方法を支援する事を目的に、市内で保全活用を推進する市民団体、建築物の所有者、そして一般の地域住民を対象に保全意識やニーズ、具体的な活用意向をアンケートにより整理しました。

 

その結果、関係者の総意や意識の相違点を丁寧に分析し、市民目線も踏まえた今後の保全活用計画案を立案した点が高く評価されました。

 

 

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      (ポスター発表をする岡田侑里子さん

 

今後は藤沢市の関係部署、また関係者の方々との連携のもと、計画案の実現に向けて引き続き研究活動を続けていきます。

藤沢市の財産である有形文化財の保全活用の促進、また湘南エリアの地域振興に繋げていきたいと思います。

 

おめでとうございます。

 

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      (他のメンバーと一緒の岡田侑里子さん(中央)

 

*調査にご協力いただきました、藤沢地区郷土づくり推進会議の皆様、蔵・古民家のオーナー様、アンケートにお答えいただいた地域住民の皆様、御礼申し上げます。

 

*発表連名者一覧:
岡田侑里子 (日本大学生物資源科学部 くらしの生物学科 4年生)
小谷 幸司(日本大学生物資源科学部 くらしの生物学科 准教授)
小島 仁志(日本大学生物資源科学部 くらしの生物学科 助手)

 

 

くらしの生物学科 住まいと環境研究室HP
URL:http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kurashi/laboratory/bdlsk/index.html

 

くらしの生物学科

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