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2025.03.10 イベント その他ニュース

生物資源科学部の講義を高校生3年生が受講しました ~入学後、正式な単位として認定~

 高大連携教育の一環として、単位認定型講義『総合生物学』が生物資源科学部の湘南キャンパスで5日間にわたって開講されました。今年で2年目となるこの科目は、進学が内定している101名の高校3年生が在学生とともに熱心に受講しました。
 
生物資源科学部では、多様な生物を扱っており、野生種のみならず、ドメスティケーション(家畜化や栽培化)によって人為的に作り出された(改良された)動植物について学ぶ科目が多数開講されています。今回の『総合生物学』では、「進化」と「ドメスティケーション」の仕組みについて理解を深めることを目的とし、竹内寛彦准教授(一般教養)、内山寛教授(博物館長・バイオサイエンス学科)、恒川直樹教授(獣医保健看護学科)が登壇し、全15回にわたる講義を実施しました。学びの場は講義室にとどまらず、キャンパス内の『骨の博物館』において実物の標本を前にした概説が行われました。また、高校生の皆さんは、昼休みを連日学生食堂で過ごし、キャンパスライフを一足早く体験することができました。  
 
今後は、受講者数や科目を少しずつ拡大していく方針です。

講義室で大学生とともに学ぶ高校生
講義室で学んだ内容を、キャンパス内の博物館でさらに深める受講生
昼休みの学生食堂(スカーレット)の風景