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2016.11.25 その他ニュース

大学院生物資源利用科学専攻 三浦一輝 さんがホクト生物科学振興財団の研究奨励金を授与!

大学院生への授与は3年ぶり!!

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 本学大学院生物資源利用科学専攻博士後期課程2年 三浦一輝(生命化学科 生物化学研究室所属)が、公益財団法人ホクト生物科学振興財団の研究奨励金を授与されました。大学院生への授与は3年ぶりです。大学教員からの応募が多いなか評価テーマの将来性を評価いただきました。

 

研究テーマ「精密分子プローブを用いた糖鎖修飾関連酵素の蛍光イメージング」 

【研究概要】

 糖質は、エネルギー源として利用されるだけではなく、健康維持など生命活動を支えるための重要な生理機能を担っています。糖質が持つ多くの生理機能の1つとして、さまざまな糖がいくつもつながった糖鎖がタンパク質機能の維持に重要な働きをしています。そこで、本研究ではこのような糖鎖を作り出す酵素の働きや役割を理解するため、これら糖鎖を作り出す酵素を生きた細胞内でリアルタイムに可視化することを研究目的としています。この研究が達成されれば、生きた細胞内でいつでも容易にこれら酵素の働きを見ることができます。さらに、本研究はこれまでに明らかとなっていない新たな生命現象の解明やヒトの健康維持に大きく役立つことが期待できます。

 

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