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2013.12.12 研究ニュース
第12回湘南発!産学交流テクニカルフォーラムで「来場者賞」を連続受賞
藤沢産業センターで開催された第12回湘南発!産学交流テクニカルフォーラム(12月6・7日)で、動物資源科学科ミルク科学研究室所属の4年次学生3名(写真左から髙橋ちひろさん, 原田有紀さん,そして渡邊愛美さん)の研究発表が、来場者の投票による「来場者賞」を2日連続で受賞しました。
3名は、卒業研究として酸味が苦手な高齢者でも抵抗なく摂取でき、しかも整腸作用等の生理効果が期待できる乳酸菌を含有した乳製品の創製を目指して今春から勢力的に検討を重ね、その成果の一部を「プロバイオティクス含有ミルクデザートの創製」として発表いたしました。
フォーラム前日まで、「食の安全」という観点からクリーベンチでの作業を多用して試食用ミルクデザートを作製し、フォーラム当初は非常に緊張しておりましたが、試食した来場者からお褒めのことばいただき少し安堵したそうです。
また、今回発表した製造法は「実験室レベル」であり、販売を目的とした製造法にスケールアップするためには、数々の問題があることを実感したと彼女たちは語ってくれました。
近い将来、商品化が可能な製造法が確立されることを期待しております。
(左から 髙橋ちひろさん, 原田有紀さん,渡邊愛美さん)