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2019.03.22 研究ニュース
応用生命科学専攻 池谷彩花さん、世良悠夏さんが日本農芸化学会2019年度大会において優秀発表に選抜
2019年3月24日(日)~27日(水)まで東京農業大学(東京都世田谷区)で開催された日本農芸化学会2019年度大会において、大学院生物資源科学研究科・応用生命科学専攻・池谷彩花さん(応用生物科学科・分子免疫生物学研究室)、世良悠夏さん(生命化学科・栄養生理化学研究室)の講演が優秀発表に選抜されました。
優秀発表は「同学会で初めて公表する学術的あるいは社会的にインパクトのある内容を含む発表」と認められたもので、より多くの参加者に講演を聞いていただくために、口頭発表に加えてポスター発表を行うものです。
発表演題:腸内細菌によるマスト細胞の顆粒形成関連分子の発現抑制
発表者:池谷彩花、高野真衣、笠倉和巳、中西祐輔、花澤重正、高橋恭子
池谷さんは、近年注目されている腸内細菌の抗アレルギー作用について、マスト細胞と呼ばれる免疫担当細胞に着目して研究し、腸内細菌の抗アレルギー作用の新しいメカニズムを解明しました。
(ポスターの前に立つ池谷彩花さん)
発表演題:高脂肪食給餌マウスのエネルギー代謝に関する研究
発表者:世良悠夏、児山有希、渡邊美優、三浦 徳、増澤(尾﨑)依、細野 崇、関 泰一郎
世良さんは、近年社会問題となっている肥満について研究し、同じカロリーの食事を摂取する場合でも、糖質より脂質の含有量が高い食事を摂取すると、肥満になりやすいことをエネルギー代謝の観点から明らかにしました。
(ポスターの前に立つ世良悠夏さん)
これらの研究成果は、今日、世界が直面している健康問題を解決できる可能性を秘めており、今後の研究の更なる発展が期待されています。
応用生物科学科オリジナルサイト
生命化学科オリジナルサイト
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~cls/
栄養生理化学研究室オリジナルサイト
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~cls/laboratory/labo4/
日本農芸化学会