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2016.06.11 研究ニュース

リサーチスキルアップ講演会(6/10)開催報告!

リサーチスキルアップ講演会「タマネギの催涙性成分合成酵素の発見とその経緯および応用研究」が開催され、今井 真介 先生(ハウス食品グループ本社 中央研究所)にご講演いただきました。今井先生は、2013年に「タマネギの催涙性因子生成酵素の発見」という研究で ※イグノーベル賞 を受賞しております。

 

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今井先生は終始、楽しそうに研究について熱く語ってくださいました。ご自身の研究でこれまで苦労された点、それをどのように乗り越えてきたか、さらに研究や仕事の楽しさについてもお話ししてくださいました。

質疑応答では、本学部1年生の学生さんはじめ多くの大学院生、教員から質問やコメントがあり、講演は大盛況でした。参加者の皆さんは、今井先生のユーモアあふれた柔軟な発想や研究に対する考え方にふれ、たくさんのパワーをいただきました。

最後に今井先生たちが作出された辛くないタマネギを試食させていただきました。

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今井先生ありがとうございました。

イグノーベル賞とは…
イグノーベル賞(Ig Nobel Prize)とは、ノーベル賞のパロディーとして、「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」に対して贈られるものです。科学ユーモア雑誌「Annals of Improbable Research」の編集者マーク・エイブラハムズ氏が1991年に創設し運営されています。脚光の当たりにくい分野の地道な研究に、人びとの注目を集めさせ、科学の面白さを再認識させてくれるという貢献が大きい賞です。