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研究ニュース 2021.09.28

生物環境工学科 都 甲洙教授,佐瀬勘紀特任教授,食品生命学科 小林りか助教が日本食品工学会賞論文賞を受賞しました

本学部 生物環境工学科 都 甲洙教授,佐瀬勘紀特任教授,食品生命学科 小林りか助教の研究成果をまとめた論文「Determining the Internal Structure of Ice Cream Using Cryogenic Microtome Imaging and X-ray Computed Tomography」が日本食品工学会賞論文賞に選ばれ,日本食品工学会2021年度大会(9月7日)で表彰されました。

        表彰状を手にする小林りか助教,都 甲洙教授,佐瀬勘紀特任教授


アイスクリームの内部構造は,主に気泡,氷結晶,乳製品で構成され,これらは,アイクリームの最終品質に大きな影響与える.アイスクリームの内部構造計測は,光学顕微鏡,電子顕微鏡,X線CTなどがあるが,これらの計測には,凍結置換法,凍結固定法,凍結乾燥法などによる試料の前処理が必要で,特に,電子顕微鏡,X線CT計測には,前処理として試料の凍結乾燥が行われる.このため,アイスクリーム内の氷結晶が昇華し,空隙として残り,元来の気泡との区別が困難である。


本研究では,極低温ミクロトームスペクトルイメージングシステム(Cryogenic Microtome Spectral Imaging System, CMtSIS)とX線CTを用い,同じ試料から同時に気泡,氷結晶,乳製品のミクロからマクロ計測と3次元計測を行った.CMtSIS は,本研究用として開発した.X線CTは,大型放射光施設のSPring-8 (Super Photon ring-8GeV)ビームライン(BL14B2)を用いた.本手法は,アイスクリームの新しい品質評価のみならず,食品の調理・加工,食品製造工程の合理化への応用が期待される。
論文のDOI  https://doi.org/10.11301/jsfe.20568

              表彰状

生物環境工学科
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~bae/

食品生命学科
http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~fbb/

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