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2022.02.18 研究ニュース
生命化学科の学生・大学院生が実施した研究がFood and Functionに掲載されました
生命化学科の学生・大学院生が実施したガーリックの動脈硬化抑制作用に関する研究が英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)専門誌Food and Function(IF=5.396)に掲載されました。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlepdf/2022/fo/d1fo02206g
論文題目 The garlic-derived organosulfur compound diallyl trisulphide suppresses tissue factor function
著 者 Sachiko Okue, Manami Yaguchi, Atsushi Miura, Yori Ozaki-Masuzawa,Takashi Hosono and Taiichiro Seki
動脈硬化になると組織因子と呼ばれる血液凝固因子のはたらきが強まり、心筋梗塞などの原因になります。今回、生命化学科の研究グループが報告した論文では、ガーリックの匂い成分が動脈硬化と組織因子の働きを抑制して血栓の形成を予防する可能性を動脈硬化モデルマウス、培養血管内皮細胞を用いた実験により明らかにしました。
動脈硬化による血栓症の予防につながる研究として注目されています。