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2022.02.25 研究ニュース

くらしの生物学科 髙橋弘地さんが、日本造園学会関東支部会2021の事例研究ポスター発表にて「優秀研究発表賞」を受賞

くらしの生物学科 住まいと環境研究室 髙橋弘地(小島ゼミ)さんが、昨年12月にオンライン開催された”日本造園学会関東支部会2021”の事例研究ポスター発表にて「優秀研究発表賞」を受賞しました。

発表40題のうちの2位になります。

発表題目は、

遊水池型都市公園の水辺ビオトープにおける水生生物相と保全管理に向けた研究〜神奈川県立境川遊水地公園(今田遊水地)を事例として〜

です。

SDGsの時代、国内の自然環境保全に関わる研究に期待が集まっています。また雨の多い日本では生物多様性の観点から、遊水地は河川洪水対策施設としてのみならず水辺のビオトープ(生態系の保全空間)としても注目されています。

今回の研究では、神奈川県立境川遊水地公園の今田遊水地を対象地とし、水生生物(魚類、甲殻類、爬虫類、両生類、水生昆虫)の把握から遊水地内の生態的ポテンシャルの分析と、保全管理に向けた計画案まで考察したことが高く評価されました。

生物多様性と防災のバランスのとれた自然環境づくりに向けて、髙橋さんが熱心に研究を進められました成果です。

おめでとうございます。

<本人からのコメント >

この度は、優秀研究発表賞をいただき大変光栄に存じます。神奈川県立境川遊水地公園の職員の皆様、小島先生をはじめ、住まいと環境研究室の沢山の方々にご協力をいただいたおかげであると身に染みて感じております。改めて感謝申し上げます。今後はこの経験を励みに、より一層精進していきたいと思います!

2022年2月に学会より賞状が届き、一緒に調査を行ったゼミ学生らとも記念撮影し喜び合いました。

くらしの生物学科H P

https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kurashi/

住まいと環境研究室H P

https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kurashi/laboratory/bdlsk/