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大学院生物資源科学研究科 生物環境科学専攻 博士後期課程3年 明主光さん(野生動物学研究室)が「日本哺乳類学会2019年大会(東京)」で 最優秀ポスター賞を受賞しました

大学院生物資源科学研究科 生物環境科学専攻 博士後期課程3年 明主光さん(野生動物学研究室)が、「日本哺乳類学会2019年大会(東京)」で、最優秀ポスター賞を受賞しました。

 


    受賞式で哺乳類学会理事長の遠藤秀紀氏と一緒の明主光さん(右)

 

研究テーマ:アカネズミ染色体種族間の交雑帯の再検討
明主 光、岩佐 真宏(日本大学大学院生物資源科学研究科)

 

日本列島固有に生息するアカネズミApodemus speciosusでは2つの染色体種族が認められ、種族間の側所的分布が成立している。富山から浜松の南北のラインを境にして東側には 2n=48、西側には 2n=46 の個体が排他的に分布し、両者の分布が重なる地域(交雑帯)では 2n=47 の個体がみられる。側所的分布が成立する外因の解明には交雑帯の範囲や地理的条件といった基礎的な調査が望まれるが、体系的な調査が進んでいないのが現状である。そこで本研究では、本州中部の伊那谷を中心とした東西にわたる範囲から得たアカネズミの核型の情報から、交雑帯について再検討した。既報では、交雑帯の東西幅が最大で木曽山脈を挟んだ20 km程度と考えられていたが、伊那山地で2n=47が新たに認められ、交雑帯は東西約45kmに及んでいた。また、伊那谷より西側では2n=48が高頻度で確認された一方で、東側では2n=46は認められなかった。したがって、交雑帯内では一様に2n=46と2n=48間での交雑が繰り返されているわけではないと考えられた。また、少なくとも伊那谷沿いの市街地および天竜川といった個体群密度が低下する地域に交雑帯が形成されることによって、アカネズミ染色体種族の側所的分布が成立している可能性が示唆された。

 


            最優秀ポスター賞 表彰状

 

 

日本哺乳類学会
http://www.mammalogy.jp/prize/2019.html

野生動物学研究室
https://sites.google.com/site/iwasaslab/home

大学院紹介
http://www.brs.nihon-u.ac.jp/education/graduate_schools/

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