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大学院生物資源科学研究科 応用生命科学専攻・小坂浩輝さん、渡辺高大さんがICoFF2019の若手研究者奨励賞(YIA)を受賞しました

健康寿命の延伸を目指した機能性食品因子研究合同国際会議週間(Food Factor Week in Kobe)が11月28日から12月5日まで兵庫県の神戸国際会議場で開催されました。この期間に食品の機能に関連する3つの国際学会(第7回国際フードファクター会議ICoFF2019/第9回ポリフェノールと健康国際会議ICPH2019/第12回国際機能性食品学会ISNFF2019)が合同で開催され、世界の著名な研究者をはじめ2,100名を超える参加者が各国から集まりました。

 

第7回国際フードファクター会議(ICoFF2019)において大学院応用生命科学専攻・博士前期課程2年小坂浩輝さん、同1年渡辺高大さん栄養生理化学研究室所属)が若手研究者奨励賞(Young Investigator Award; YIA)を受賞いたしました。

 

このYIAは35歳以下の若手研究者を対象に、予備審査を通過した40演題に対して、3分間の口頭発表による最終審査によって選抜されました。その結果、本学の2名の学生の受賞が決まりました。

 

小坂浩輝さんはタンパク質の少ない食事により起こる肝臓への脂肪蓄積について、FGF21と呼ばれるホルモンに着目してそのメカニズムを解明する研究を行いました。タンパク質の摂取量が少なかったり、ある特定のアミノ酸が欠乏した状態では肝臓に脂質が蓄積しやすくなることが報告されています。小坂さんの研究は、そのメカニズムをタンパク質の摂取の観点から明らかにしたもので、栄養バランスを考えるうえでも非常に重要な知見を提供しました。

 

発表題目:The mechanism of FGF21-induced suppression of liver lipid accumulation during protein malnutrition

 

発表者:H. Kosaka, Y. Ozaki-Masuzawa, R. Abiru, K. Kawate, Y. Kohno, A. Miura, M. Konishi, N. Itoh, A. Takenaka, T. Hosono, T. Seki

(本学と神戸薬科大学、京都大学、明治大学との共同研究)

 

               小坂浩輝さん

 

渡辺高大さんはガーリックの肥満抑制作用について、脂肪組織における遺伝子の発現、マイクロRNAの発現を網羅的に解析し、ガーリックの新しい抗肥満作用メカニズムの一端を明らかにしました。すでに渡辺さんの所属する研究室ではガーリックのにおい成分であるジアリルトリスルフィド(DATS)の抗血栓作用や抗がん作用メカニズムについて明らかにしてきました。DATSの抗肥満作用についてもエネルギー代謝や食欲に着目した研究を進めておりましたが、今回、遺伝子発現の制御の観点から新しい切り口で抗肥満作用メカニズムを解明しました。渡辺さんは同学会のシンポジウムでの講演も行いました。

 

発表題目:A novel antiobesity effect of garlic compound mediated through miRNA

発表者:T. Watanabe, A Ikeda, K. Seo, A. Miura, Y. Ozaki-Masuzawa, T. Hosono, T. Seki

 

               渡辺高大さん

 

本学のこれらの研究は、今日社会問題となっている生活習慣病の予防・改善を目指した質の高い基礎研究であり、今後のさらなる発展が期待されています。

 

          小坂浩輝さん(左)と渡辺高大さん(右)

 

生命化学科オリジナルサイト
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~cls/

 

栄養生理化学研究室オリジナルサイト
https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~eiyo/

 

第7回国際フードファクター会議ICoFF2019

http://icoff2019.umin.jp/index.html

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