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令和４年度の日本大学生物資源科学部長賞を 和田直久氏に授与することを決定しました。

和田氏は本学部海洋生物資源科学科及び本大学院生物資源科学研究科応用生命科学専攻博士後期課程を修了されました。
本学にて学位を取得後，宮崎大学，Academia Sinica（台湾）を経て現在は東京大学大学院新学術領域創成科学研究科　特別研究員としてサンゴやサンゴ礁に生息するオニヒトデの共生細菌に関する研究を展開，特に世界トップレベルの顕微鏡観察技術を駆使したサンゴ等の共生細菌に関する研究成果の評価は高く様々な学術誌で発表されています。

また，令和４年１１月には国内外のサンゴ礁に関連する研究，調査を対象とする優秀な業績を挙げた若手研究者に贈られる「日本サンゴ礁学会　川口奨励賞」を受賞されました。

このように和田直久氏は今後もサンゴ礁の生態に関する研究において世界的な活躍が期待されています。

【日本サンゴ礁学会　川口奨励賞　受賞研究課題】
　サンゴの疫学調査、病理組織学及び細菌叢解析

【日本大学生物資源科学部長賞】
　専任教職員または校友を対象とし，国内外の学会又はそれに準ずる学術団体等により，学会賞・協会賞等に表彰され，功績があった者に贈られます。