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日本大学動物病院は、2023年8月に米国動物病院協会（American Animal Hospital Association: AAHA）の認定（Accreditation）を受けました。これは、北米以外で初めての大学教育動物病院の認定であり、日本大学動物病院が国際基準の伴侶動物診療施設であることが第三者評価として正式に認められました。

AAHAは、北米（米国およびカナダ）における伴侶動物病院を認定する唯一の組織であり、獣医療におけるガイドラインの策定、獣医師や動物看護師の専門領域の認証（Certificate）、教育プログラムの提供なども行っています。現在までに、北米において約15%の動物病院しかAAHAの認定に至っておらず、その認定は狭き門となっています。

AAHAの認定を受けるためには、顧客対応、卒後教育、人事、伝染性疾患への対応、検査機器、薬剤管理、メンテナンス、リーダーシップ、医療記録、動物の扱いと治療、歯科診療、画像診断、疼痛管理、麻酔、緊急医療、外科診療といった分野における約900以上の項目についての審査が行われ、基準を満たす必要があります。今回の審査では、前述した全項目の審査に加え、AAHA日本支部および米国審査員による現地での対面審査も実施されました。

また、今回の日本大学動物病院のAAHA国際認定取得については、米国獣医師会（AVMA）でもニュースとして発信されました。

https://www.avma.org/news/aaha-expands-international-accreditation-asia