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2025.10.16 研究ニュース
獣医学科6年生の猪飼えりさんが日本獣医臨床病理学会で優秀発表賞(一般演題・研究部門)を受賞しました
獣医学科6年生の猪飼えりさん(獣医放射線学研究室/指導教員:谷浩由輝助教)が、2025年10月11日に開催された日本獣医臨床病理学会2025年年次大会において優秀発表賞(一般演題・研究部門)を受賞しました。
日本獣医臨床病理学会(Japanese Society of Veterinary Clinical Pathology)は30年以上の歴史をもつ由諸ある学会であり、2025年年次大会も数多くの研究発表と活発なディスカッションが行われました。
本研究は致死性の悪性腫瘍である犬の口腔内悪性腫瘍が稀に保有するチロシンキナーゼ受容体KITの変異に着目し、変異KITを標的とした治療ストラテジーの構築および薬剤耐性メカニズムの解明に貢献する株化細胞を樹立した初の報告です(受賞演題名:薬剤耐性の克服を目指したKIT変異を有する犬の口腔内悪性黒色腫株化細胞の樹立)。
猪飼さんは他大学の教員や大学院生もアワード対象として研究発表を行った今大会において素晴らしい快挙を成し遂げました。おめでとうございます!
