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2026.05.27 研究ニュース
環境学科の大澤啓志教授が農村計画学会賞(学術賞)を受賞しました
2026年4月に開かれた農村計画学会年次総会で、環境学科の大澤啓志教授に対する2025年度の学術賞の受賞が決定・発表されました。受賞題目は「生きものとの文化的な関わりによる豊かな農村ランドスケープ形成に向けた緑地学研究」です。
桜餅のサクラ葉、菖蒲湯のショウブ、椿油のヤブツバキ、在来柑橘のタチバナといった自生植物の半栽培化利用、漆掻き林や簗といった地域景観のアクセントとなる生物資源利用の文化的要素の成立要因、ノウルシ・イワウチワ・フクジュソウ・カキツバタといった在来野草類の群落開花景観を地域活性化の資源に取り込んだ樹林や湿地の管理継続インセンティブの確保、管理放棄された雑木林のレクリエーション利用に向けた下刈り再開による林床植物や開花植物の多様性の向上、高生垣・イグネ・土手といった住宅周りの緑の種構成と住民との関り等を取り上げ、いずれも「自然に対する認識や態度」を通じたユニークな農村ランドスケープを形成している地域文脈を丁寧に読み取る研究を蓄積してきたことが評価されました。「地域の生きものとのこれまでの文化的な関りを保つこと、新たに築くこと、今風にアレンジすることにより、地域固有の自然の素材を取り込みつつ新たな空間的価値を更新・創出し、豊かな農村ランドスケープの下で地域持続を図っていくことが重要」と大澤教授はコメントしています。
農村計画学会ホームページ:https://rural-planning.jp/