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2019.06.06 研究ニュース

くらしの生物学科 島田正文 特任教授が「登録ランドスケープアーキテクト フェロー」を授与されました

くらしの生物学科 島田正文 特任教授が一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会より「登録ランドスケープアーキテクト フェロー」を授与されました。

 

     (金清典広・会長から授与される島田正文 特任教授

 

島田特任教授は、10年以上登録ランドスケープアーキテクト(Registered Landscape Architect)の資格を有し、かつランドスケープ分野あるいは関連分野の技術者・教育研究者・行政関係者等として、責任ある立場で20年以上業務を遂行してきた者の中から選出するという条件を認められ、今回の受賞に至りました。

 

 

(登録証を手にする島田正文 特任教授

 

(登録ランドスケープアーキテクト フェロー登録証)

 

(登録ランドスケープアーキテクト フェロー認定証)

 

住まいと環境研究室

http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kurashi/laboratory/bdlsk/

くらしの生物学科

http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kurashi/index.html

 

資格制度の創設について

 ランドスケープアーキテクトは、21世紀が求めている「質の高い社会資本の整備」に貢献する重要な職能です。人間が自然と共生し、美しく緑豊かで、しかも楽しい環境を実現する仕事を実行できるプロフェッショナルです。わが国におけるランドスケープアーキテクトの職能は、これまで庭園や公園の設計者、公園緑地のプランナー、景観や環境のデザイナーとして、時代時代の空間や環境創造に相応の役割を果たしてきました。しかしながら、時を重ね、実績を積む中で、重ねて多様で広範な役割が期待される職能となってきています。このような状況に加え、グローバル化社会の真っ只中にあります。
 その役割を確実に遂行していくためには、常に新しい科学技術の導入が必要です。また、社会の仕組みを洞察する力が必要です。そして何より、創造性あふれる計画やデザインとして環境空間を総合的に処理する知識とスキルの持ち主であるべきです。ランドスケープアーキテクトは、常に一人の専門家として責任が持てるよう切磋琢磨することになります。そのような職能観に根ざした自覚にたって、社会の変化を適切に受け止め、職能の進化・発展に努めることが責務となります。

 CLA(一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会)会長から委嘱を受けた「登録ランドスケープアーキテクト(Registered Landscape Architect、略称RLA)資格制度総合管理委員会」は、わが国におけるランドスケープアーキテクトの育成と専門家としての職能確立、ならびに諸外国のランドスケープアーキテクトとの国際的連携をめざし、日本で初めての登録ランドスケープアーキテクトの資格制度を発足させることにしました。

一般社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会 HP より

http://www.cla.or.jp/rla/outline_01/