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日本大学生物資源科学部は、生物に関する総合科学を築き上げることを目指しています。この目的を達成するためには、生物資源、生命、環境及びそれらと密接に関わる人間活動の4つの柱が適切に調和し機能する必要があります。その目標の具現策として、私たちは循環持続型の地球環境システムの維持と修復を掲げました。
生物資源をめぐる人間の諸活動は、環境や生命に対する学術的知見の深化とその応用と相まって、環境に対する責任と生命に対する倫理性が強く要求されるようになりました。本学部は生物生産、生命、環境及び人間の諸活動に対する責任と倫理性を有し、深い洞察力と学術的知識に基づいた行動力を持ち、循環持続型社会の構築に貢献できる人材の育成を行い、社会に輩出することを教育及び研究の目的としています。
従って「環境」は本学部の教育と研究のバックボーンであります。私たちは、キャンパス内の環境負荷を低減し、地球環境を持続的に維持及び修復するために下記「環境行動方針」を定め、計画に基づいて実施及び運用、点検、評価を行い、環境システムとして展開してまいりました。
今後とも自主管理計画に基づいて、このマネジメントシステムを展開し、環境保全に貢献することを宣言します。

2015年(平成27年)12月15日

日本大学生物資源科学部

学部長 関 泰一郎

環境行動方針

  • 1. 広く環境に関する講義やフィールド活動を含む科目を充実して環境教育の徹底を図り、環境に関わる知識や倫理観を養うとともに、環境の保全・修復・創造技術の修得が向上するように努めます。
  • 2. ゼロ・エミッションの実現に向けて生物資源の活用を追究し、循環型生物資源生産、循環型社会等の形成に役立つ研究・教育を推進します。
  • 3. 地域社会、行政、海外提携校等との連携を強め、相互に支援・協力しあって、特に研究委員会を中心に環境に関する公開講座、講演会、シンポジウム等を開催するとともに、環境保全活動に実践参加することにより、地域・地球環境問題の解決に取り組みます。
  • 4. キャンパス内における自然環境、動植物等の保全を推進します。
  • 5. キャンパス内における環境汚染の予防、諸廃棄物の発生抑制・再生利用、省エネルギー及び省資源の推進に努めます。
  • 6. キャンパス内における全ての活動に関わる環境関連の法規、規制及びその他の取決めを遵守します。
  • 7. 環境方針の達成に向け、環境目的及び目標を設定して環境計画の継続的改善に努めます。
  • 8. 環境方針は、キャンパスを利用する全員に周知し、また容易に入手できるようにするとともに、文書及びインターネットを通じて、広く社会に開示します。

以上

内部監査体制

本学部では学部の教育及び研究活動における環境へ影響する要因(省エネルギー・省資源・廃棄物・安全対策・薬品等)を適正に管理することを目的に、環境整備・保全委員会及び薬品等管理・監査委員会により内部監査体制を構築し、運用しています。